スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2014年04月09日

自己潤滑性を持つコーティングなお話

自己潤滑性を持つコーティングなお話

今トイガン業界で有名なのがセラコートですが、実銃には他にもあります。
今回ご紹介するのは航空・宇宙業界からの参入、CoatingTechnologies社です。

特長としては滑ります。
セラコートの摩擦係数は0.17~0.41でNP3は0.07~0.1なので、ものすごく滑ります。
ただし、テフロン粒子を混合しており、粒子の融点が600度程度とコーティング主成分に比べて200度ぐらい落ちます。


文中に出てくる3MRのトリガーについては次回かな?


ROBAR’s NP3 Coating, Teflon for you firearm
http://www.thefirearmblog.com/blog/2014/04/08/robars-np3-coating-teflon-firearm/


フェニックスで3MR社のイベント期間中、
同社のトリガーに塗布されたNP3と呼ばれるコーティングについて学ぶ機会があった。
ROBARのスタッフが来場しNP3コーティングについて議論できたんだ。

NP3はテフロンを混合した無電解ニッケルめっきのコーティング材で、
火器によく使われるものであり、オイルを塗ったように潤滑性もある。

2,3千回使用したトリガーを見たが、辛うじて剥がれるかどうかという結果を見て、
もっとNP3についてリポートしなければならないと感じた。





NP3は摩擦係数0.07~0.1といった低い値で、
ニッケルホウ素コーティングの組み合わせ同士(同材料同士だと値が高くなる)よりもよい結果だ。

NP3層を使い込むと、ポリッシュしたような状態になる。
ポリッシュといっても実際のところ、摩耗によってPTFEのスポットが露出している状態であり、
それにより潤滑性が得られる。
かなりタフなコーティングなので、仕上げにはかなり苦労する。

NP3は耐摩耗性で、航空部品にも使わわれるほど耐蝕性をもっている。
NP3+(NP3の複層塗装)では、1000時間の塩水耐蝕テスト(ASTM-B117)にも耐えられる。
無電解ニッケルめっきは100時間だ。

ROBARはピストルやARか他の物品に対して塗布可能としており、携行品の寿命保証に貢献するだろう。
コーティングが高くなろうとも、
銃はハードに扱われ、毎日携行されたり塩害を受ける環境ではNP3コーティングが貢献するであろう。
しかも、NP3は柔らかい布で拭き取るだけで、メンテナンスが終わる。

ROBAR代表が500発ほど撃ち終えた後のアッパーレシーバーとボルトキャリアを見た後、
私はコーティングという物に感動を覚えた。



http://robarguns.com/blog/2013/08/23/np3-vs-nickel-boron/
200発撃った後の状態。上からリン酸マンガン、ニッケルボロン、NP3

  

Posted by newshub at 18:26Comments(1)企業紹介

2014年04月03日

PantacUSAとMantaが協力関係に

We have a big announcement for you guys
https://www.facebook.com/PantacUSA/posts/10153988317565252?stream_ref=1

PantacUSAとMantaが協力関係を結びました。
具体的にはPantacのお店にManta製品が並びます。
Mantaは非常に特徴的なレールアクセサリーを開発しており、この関係により相互のラインナップを補強しあう関係になりました。

ところで、非常に濃いマニアな人以外は”Mantaってなんぞ?”
濃いかたはアレねーアレアレとなるようなメーカーです。
皆様ご存知でしょうか?

私も何ぞ?となったので調べてみました。


有名な画像を一枚



M27IARに装着されているレールカバーがManta製品になります。
ユニークなデザインですね。


別の商品をぺたりと





なんだかホームセンターに売ってそうなプロダクトを設計しています。
もちろん、ただの奇抜なデザインなだけではなく、目的があります。

それは熱対策です。





動画を見て頂ければお分かり頂けますが、凄まじい放熱能力です。
この奇抜なデザインは冷却フィンと同様に、表面積を凹凸形状で稼いで冷却効率を上げるためのものです。
Manta曰く、華氏1000度(536℃)まで使用可能となっています。

2009年にベンチャーとして登場し、100%USA生産を謳うManta
今後も魅力的な製品を期待しましょう。


このデザインに惚れた方はこの週末、
ホームセンターへ走ってMantaサイレンサースリーブを作成してみてはいかがでしょうか。


Manta Facebook
PantacUSA Facebook

via Thumpy's 3D House of Airsoft  
タグ :MantaPantac

Posted by newshub at 18:21Comments(0)企業紹介

2014年02月27日

ASG BB弾選別行程見学ビデオ

ASG(デンマークのトイガンメーカー)から良い子なサバゲーマー向けの社会科見学ビデオが公開されました。
短い時間ですが、どのような行程を得て分別されているのかがわかります。
尚、字幕はASGの宣伝です。






ActionSportGames Airsoft BB guide and grading system
http://www.youtube.com/watch?v=X4omENsGjK0





今回お話するのはBB弾の選別についてです。
自分のプレイスタイルや特性にあったBB弾を選定することは非常に大事だと思います。
ハイエンドのエアガンにはハイエンドのBB弾を使用するのが正しい考え方です。

大きさと形状は大事な要因で、選ぶ際にはそこを見極めましょう。

均一な形状と大きさは長距離射撃において重大な要因となります。

重さもまた大事な要因です。
軽量なBB弾は高速で打ち出せますが、風などの外乱の影響に弱いのです。
しかし、重量弾であれば長距離でも精度よく飛ばせます。

実際のゲームで使い分けできるように、BB弾の種類を全ラインナップ提供しています。

クオリティを確保するための正しいBB弾の選び方をサポートするために、
次のパラメータに基づいた階級わけを行っています。

・原材料の品質と比率
・鋳込み行程での気泡欠陥があるかないか
・真球度
・寸法公差
・コーティング

それで、私達は4段階のグレードを設けています。
Premium and Diamond:最高の性能を必要とするベテラン向け
High:スポーツとしてプレイする全てのユーザー向け
Medium:始めたばかりの人やコスパを求める人向け
Standard:低価格エアコッキング向け

デンマークの自社工場でBB弾の最終品質をコントロールしています。
ここでBB弾のブランド別向けに選別していきます。
また、普段から抜き取り検査をして、仕様に合ったものかをチェックしています。

我々のパートナーは低価格で破損などしにくいボトルでの輸送を好むので、
自らデンマークでボトルも設計・製造しています。

そして、我々の仕様はEUにおけるREACH規制(注1)を満たしています。
つまり重量弾を作成するにあたって化学的に不適切な物質を使っていないということです。

ご覧いただきありがとうございました。


注1:欧州連合における人の健康や環境の保護のために化学物質とその使用を管理する欧州議会及び欧州理事会規則
  

Posted by newshub at 18:55Comments(0)企業紹介

2014年02月17日

Sight Picture Media

ネタがないなら無理して更新しなくてもいいかなと逡巡しておりましたが、
我らがコスタ大明神が格好いい画像を公開してたので撮影企業のコメントを追ってみました。



撮影したのはSightPictureMediaという企業で、銃火器やシュータの静止画・動画撮影を専門とした企業です。
こちらの画像、フォーカス外にヒゲのボケが特徴的に残っており、Photoshopで加工したものではとコメントで指摘されていますが、
ある方法での仕上げとのこと。
レシピはひ・み・つ で、火器とヒゲをアピールするのがいいとこだろ!だそうです。

尚、大きい画像はFacebookからどうぞ
Sight Picture Media

所持されている銃はコスタ向けにカスタムされたSVIのSightTrackerでベースは2011の9mm仕様となっています。
特徴としてはスライド前部をカットし、バレルにフロントサイトが載っています。
この独特なバレルはスライド後退中でも次の照準が容易になるとのことです。

  

Posted by newshub at 19:25Comments(0)企業紹介