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Posted by ミリタリーブログ at

2014年02月20日

11歳のシューター Tia

元記事見ると写真写りの違いにびっくりします。
個人的に人を綺麗・可愛く撮るためには以下の方法をお勧めします。
 ・逆光で撮る。順光は目を細めさせる
 ・ホワイトバランスを合わせる
 ・露出は気持ちオーバー
 ・ストロボでアイキャッチを入れる。これがないと死んだ目のように見える。
 ・光を回して陰影に気をつける
 ・ストロボを直接顔に当てない。レフか白いものでバウンスさせる
 ・口だけ笑わせない。人が笑うときは目元も動くので、口だけだと不自然

話がそれました。
11歳にして自分の進むべき道と費用を工面するというのは素晴らしいですね。
それと彼女が練習で使っているSCATT欲しいです(´・ω・`)





Meet Tia Imel- Aspiring Olympic Shooter
http://www.thefirearmblog.com/blog/2014/02/18/meet-tia-imel-aspiring-olympic-shooter/




私が初めてTia Imelと出会ったのは昨年にFacebookの"友達"になってからで、
TopShot(注1)のシーズン4と5でGabbyFranco(注2)が彼女を紹介していた。

Tiaはそれなりの金額を工面して練習と競技のために新品のライフルを購入し、
トレーニングと旅費はいくらか出してもらっている。

Tiaの武器は大きなスマイルだ。
何百もの人々が彼女に心を打たれ、カンパをして彼女を助けている。


Tiaは10mの距離から22口径でターゲットに穴を開けたアクセサリーを作っている。
バリを取って磨き、ランヤードを通せば完成。
(もし欲しいのであればこちらから購入できるよ。)



彼女はアクセサリー販売だけでWalther LG300-XTジュニアエアライフルを購入できた。

Tiaの人生の目標の一つは2020年のオリンピックでメダルを取ることである。
彼女は賢く、幼年期からトレーニングを始めること重要性に気づいている。
TFBはTiaとチャットインタビューをする機会があり、
彼女の野心について迫ってみた。

TFB:
ハイ Tia!, TFBの読者にあたなのことを教えてよ

Tia:
私はMancos小学校に通う11歳です。
スキーをしたりバレーとかサッカーとかダンスとかが好きです。

TFB:
どうして射撃を始めたの?
5歳の時にお父さんが教えてくれました。
私にはとてもあっていたの!

TFB:
私の父も6歳ぐらいのころに教えてくれたよ。
射撃で叶えたい夢は?

Tia:
大学で射撃をしてオリンピックかな

TFB:
素晴らしい夢だね!
私達はTiaのファンディングに協力させてもらっているんだけど、
どれぐらいアクセサリーは売れたの?そしてファンディングの感想は?

Tia:
今まで125個のネックレスをエアライフルで作って売りました。
写真のような感じでね。
撃つのは簡単なんだけど、バリ取りが難しいかな。時間がかかっちゃう。

TFB:
素晴らしいShotだけじゃなくて起業家でもある。
ほんとにほんとに素晴らしいよ!
普段の練習メニューは?コーチはいる?

Tia:
金曜日にガンククラブで22口径を練習しています。
家ではエアライフル。
練習ではSCATTを使っているの。
コーチはお父さんがやってくれるけど、GabbyFrancoやRogerWithrowにも教えてもらってます。

TFB:
ジュニアオリンピックに出場したと聞いたけど、どうでしたか?

Tia:
とても楽しい経験でした。アメリカ中のシューターに会えたし、素晴らしい人たちばかりでした。
自己ベストは361だったけど、今はもっと狙えます。

TFB:
シューティングで一番楽しいことは?

Tia:
撃つことが楽しい!それと、競技会でベストを狙ったり、遠征でホテルに泊まったりするの楽しいわ。
牧草地でプレーリードッグをハントするのもいいかも。


TFB:
使っているライフルと気に入っている点は?


Tia:
もっとも気にいてるのはワルサーのエアライフルで、ネックレスを売って買ったの。
凄く自分にあってるし、素晴らしいトリガーと青いのが可愛い
22口径は好きだけど、エアライフルほどじゃないの。
プレーリードッグを撃つようかな。




注1:アメリカの銃機番組
注2:NRA公認のピストルトレーナー

  
Posted by newshub at 19:52Comments(0)インタビュー

2014年01月14日

女性トップシューターVeraKooのメンタル

Mr.Sevignyのお次は女性トップシューターを紹介したいと思います。

公式ページの紹介文を引用すると、
"3人の子供に恵まれ、4人の孫がいます。
家事と不動産ビジネスのマネジメント両立させながら、
その合間に射撃の練習をこなしています。
射撃だけではなく、スキー、ウインドサーフィン、乗馬のエキスパートでもあります。”

 



そう、今回はスーパーおばあちゃん

公式サイトに何故ゆえ”日本語”が用意されているのか疑問に思いましたが、
読み進めているとイチロー氏とも交流があったようですね。
気になる方はチェックしてみてください。
http://verakoo.com/site/ja/

Interview with Vera Koo, World Champion shooter
http://www.thefirearmblog.com/blog/2014/01/12/interview-vera-koo-world-champion-shooter/


中国系アメリカ人VeraKooは67歳にして世界のトップシューターである。
彼女はビアンキカップの女性部門を8回も優勝しており、
世界選手権のタイトルを2つ保持している。
(ビアンキカップとアメリカンハンドガンナー全国大会Man-on-Man ShootOff)
Veraはカリフォルニアのベイエリアで生まれ、射撃を始めたのは45歳からである。

The Firearm Blog(以下TFB):
The Firearm Blogへようこそいらしてくださいました。
まず最初に、45歳という射撃を始めるには驚きの年齢でスタートしたということについて質問しましょう。
新しいことへ挑戦するのに”遅すぎ”はないと、人々を鼓舞しているのではないでしょうか。

新しい参加者を得て広がりつつある射撃競技ですが、きっかけはなんでしょうか?
そして、新しく始めようとする人にアドバイスはありますか?

Vera:
実は銃がとっても怖かったんです(注1)。
それでアンザコミュニティカレッジのハンドガン安全教室に行ってみようと思いました。
初心者教室を終えた後、中堅クラスから上級者クラスまで修了しました。
教官の許可をもらって2週もしたんです。
カレッジでは4半期のクラスを計7つ履修したことになります。内容は銃の取り扱いと安全についてです。
クラスから提供されたリボルバーとセミオートについて取り組みました。
その時の教官がブルズアイの競技者で、
彼から遅咲きの参加者でもランクを駆け上がるという”競技者”としての基礎を学んだんです。

TFB:
使用している銃とギアとその理由も教えて下さい。

Vera:
私の銃とギアはスポンサーから提示された物を選んでいます。凄まじいサポートをしてくれますからね。
ビアンキでのオープンクラスはDonGolembieski(注2)がカスピアンを中心に組んだ物と、
GarthPeterson(注3)によるNowlinCustomです。
それと今はインディカーの元クルーチーフだったGeorge Huening(注4)に新しいのをお願いしています。

弾薬はAtlantaArms&Ammoのカスタムロードと以下のレシピの物ですね
・パウダーはLoad-X CompanyのVihta Vouri N320
・弾頭はHornady 115gr XTPHP
・プライマーはFederal small pistol
・薬莢はStarline

後はAimpointのC3reddot、WarrenMooreのマウントにGilmoreのウィング付きシュラウドです。
イヤープロテクターはProEarとProfitのノイズキャンセリング。

TFB:
あなたの"戦士"としてのメンタルについてお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか。
恐らく、あなたの成績に大きく影響している要素ですよね。
誰でもどの競技でもスキルは自分で組み立てなければならない、
しかし一部のアスリートはそういった精神をおざなりにしている。
どのように戦士としてのメンタルを自覚しているのか、またどうやって組み立てているのか教えてください。


Vera:
攻めのメンタルは己の恐怖にどうやって正面切って向き合うか?ということと、
どのようにチャレンジするかだと思います。
それはゲームに参加するから生まれるんです。
究極的には自分で自分を打ち勝つことだと思います。

"クリア"な意識というのは成績にクリティカルに効いてきます。
決意と忍耐力を貫き通すのは不可欠で、精神的な意欲と肉体を維持することがよりクリアにさせるのです。。
そのためには乱れた食生活をしないことと、睡眠をしっかり取ることも非常に重要なことになります。
摂取したカロリーは約20%ほど脳が使うと言われてますし、
睡眠はあなたの意識をより鋭敏にし、体力はマッチ中のメンタルを支えるんですよ。
瞑想するのもいい手です。心の平穏を保つことに役立ちますからね。

競技初日にヘマをしても、ミスした気持ちを受け流して冷静になれるかは意思によります。
自信はメンタルの重要な点ですね。

信念はミスからの復活に役立つでしょう。
もちろん、図太い神経であるというのもいいかもしれませんね。

シューターにとって、射撃というスポーツは自分探しの避難所なんです。
結果がどんなに悪いものであっても問題はありません。
家に帰ることはできるし、家族や仕事が失われるわけではありません。
競技の結果があなたの人生を危機に陥れることはないんです。
調子は戻るもので、次のマッチでいい結果を出せばいい、
マッチの結果から良い教訓を得られることが次のステップとなるのです。

TFB:
2013年のビアンキカップ中、右膝が故障しながらも戦ったことがいい例になりますね。
あなたは本当に根性や経験をフルに使った執念を見せてくれました。
TFB読者にあなたが行ったリハビリとダイエットを教えていただけませんか。

Vera:
右足の下腿の手術(注5)の後、上体のトレーニングを行っていました。
症状からみるに相当ハードなリハビリしないと復帰出来ないことはわかりました。
医者や介助師からのメニューを勤勉にこなしました。
その後、著しく回復傾向にあることを教えてくれたんです。

東洋医学による治療(注6)も行いました。たくさん寝て、たくさん食べて、適切な薬を飲む。
特に最初の2つをね。

夫は毎日たくさんのご飯を食べさせてくれたし本当に支えになってくれました。
術後、半月の間1日4000kcalも取ってたんです。

卵、ベーコンやパンケーキかナッツを入れたオートミール特盛りとフルーツを朝食にしていました。
昼食と夕食では400gのステーキかサーモンステーキ、付け合せは巨大なスイートポテト、
1日に必要な摂取量の2倍のブロッコリー、人参やカリフラワーです。
おやつにはチョコチップケーキ、ケーキや大量のフルーツ。
友人たちが特別なスープを作ってくれることもありました。まるで豚のようですが治すためですよ。

食べ続けることで復活したんです。より強くなってね。

ダイエットなんですが、”気”でカロリーを消費しました。


TFB:
常にステーキ!信じられない。
もし骨を折ったら、私はリブアイステーキ(注7)にします。
それで痩せたら“Vera Koo”ダイエットと呼ぶんです。
で、射撃をする前にどのようなマインドでいますか?

Vera:
私は2,3度深呼吸をするんです、そうすると筋肉の調子がよくなってストレッチになります。
装備をチェックした後は何も考えることはありません。
静けさを保ち競技のラインに立つまでは誰とも会話しません。
私には何が必要なのか?と集中する必要があるんです。それ以外は何もできません。
そういったモヤモヤをなくすことはできません。
実際、ステップラインに立ったら、誰ともアイコンタクトできなくなります。
もう自分の世界ですね。

TFB:
本を書かれてますよね。アピールをお願いします。

Vera:
人生の教訓は自らやらなければ自覚できないことを理解していますし、
それ故にある年齢になったら体と精神はボロボロになっているでしょう。
他人の人生を観察することでわかることもあります。

私の本は私が得た人生の教訓について書いてあります。
他人が知り得ない私のみが分かることをね。
私は自分の物語が切っ掛けがなかった人たちにとってインスピレーションを与えることを信じている。
人生の十字路で悩んでいるか、見つからない意義を求め続けるような人たちにね。



注1:別インタビューで恐怖心に対しては真っ向勝負で打ち勝つものと信条が語られてます。
 また当時、Veraの周囲で凶悪事件が発生していたため、セルフディフェンスの必要性を感じていたようです。
 http://verakoo.com/article-downloads/ja/VeraKoo_Gentry_Jan_2007_ja.pdf
注2:Kodiak Precision http://www.kodiakprecision.com/index.htm
   表面加工の名手で、SVとかも手がけています。
   たまにサボるそうですが、彼のスタッフもこれまた優秀なので問題ないそうです。
注3:世界のトップシューターが選ぶナウリンのバレル。GarthPetersonはそのバレルをフィットさせる天才だそうです
 50ヤードを立射の時のグルーピングは2インチを切るとかなんとか
注4:P9やらCZやら1911でも何でも来い!なスミス。5千発無故障という報告もネットで見られました。流石インディ上がり。
   http://www.gh2custom.com/index.htm
注5:血を想像させるところは訳しませんが、一般的な関節補強だと思ってください。
   結構酷い感じだったようです。
注6:西洋医学では絶食状態にすることで回復を狙います。安易に真似はしないでください
注7:あばら付近の柔らかい赤身のステーキ。20ドルも出せば、アメリカ人が赤身最高!と言う理由が体感できる。

以上、稚訳でした
  

Posted by newshub at 20:35Comments(1)インタビュー

2014年01月13日

トップシューターSevigny

赤羽フロンティアさんでスピードシューティング体験をさせてもらったり、
Youtubeで競技の動画を眺めていると”競技”というものに興味がガンガンわいてきます。
物欲の方向性を定めるためにもトップシューターへのインタビューを訳してみることにしました。

尚、この訳は私がTactical-lifeの記事を直感で意訳したものであり、同誌やMr.Sevignyに直接お伺いしたものではありません。
意訳も正確に汲み取れている物ではないことにご注意ください。

Dave Sevigny Interview: FAQ
http://www.tactical-life.com/exclusives/dave-sevigny-interview-faq/




Dave Sevigny
TeamGlockのチームキャプテン及びSevignyPerformance




経歴(2008年当時)
USPSA National 優勝7回
IDPA National 優勝6回
IDPA Winter 優勝5回
TSA National 優勝2回
Steel Challenge IDPA 世界チャンピオン2回
Winchester World Challenge 優勝2回
Light and Laser Invitational 優勝
Steel Challenge Limited National 優勝
IPSC World and Pan Am Production 優勝

Q.Sevignyの発音は?
A.
 私の父はカナダのケベック州生まれで、そこではgの発音はしません。
従って、"セブン"に近い発音で語尾は"E"に近い音です。
私達はアメリカでいつも"セヴィニー"としています。
まぁ他の発音でも大丈夫ですよ。

Q.SevignyPerformanceとは?
A.
 非常勤でシューティング関連の企業を運営しています。詳細はwebで!
www.sevignyperformance.com
www.davesevigny.com

Q.拳銃や射撃競技に興味を持ち始めたのはいつ?
A.
 拳銃を始めたのが20歳から、始めた時はコネチカット州に居たので、州法の最低年齢だね。
その時は週に100から200ぐらいは撃っていて、最初はS&WのリボルバーでModel13というやつ。
Glock23に拘る前は40口径を色々試したかったんだ。
 そして、その2,3年後に射撃競技に興味を持ち始めた。
1997年のGlockスポーツ射撃財団のマッチに参加し、その後はIDPA、USPSAやスチールチャレンジに取り組んでるよ。


Q.どの位練習するの?
A.
 場合によるけど、週に8~24時間程度で、年間約5万発撃つよ。
どの競技に特化するということなく、色んな競技に取り組んで練習するんだ。
スチールチャレンジだったら8種(注1)全部を練習するね。
 
 プラクティカルシューティングというのは本当にもう入念な準備が必要で、IDPAやUSPSAを狙えるぐらいに練習する必要がある。
練習にはプレートそのまま並べただけったり、カバー射撃とかを混ぜたりする。
5-50ヤード(1ヤード=0.91m)の距離に対してドロー、リロードやトリガーコントロールだけに費やす日もある。
また、ある日は始めから終わりまで通してみたり、ムーブやトランジションを行う。
ほとんどは練習したい項目を混ぜて、レンジをセットするんだ。ムービングターゲットは時々しかやらない。
毎週ベストを引き出せるように色々挑戦してるよ。

Q.IDPAで最高のスコアを出したステージは?またTacticalShootingAssociationでは?
A.
 全3ステージをSSP仕様(注2)のGlock34で計61秒のスコアを達成したんだ。
細かく言うと19、17、25秒で、普段は何を使っても大体計64-67秒。
全部うまくやろうって試そうとは思わなかったけど、その時は調子がよかったね。
ほとんどトップシューターは70秒切るか切らないかぐらい。
 TSAでは60秒中盤くらいだよ。70秒切ればグランドマスターに入れるね。
TSAでグランドマスターに入るには精度とテクニックの両方を強いられる

Q.USPSA5部門 (Limited, L-10, Production, Open and Single Stack)グランドマスターという類まれな存在として、
ランクアップに取り組んで人たちにアドバイスを下さい。
A.
 自分に合ったビジョンを持って取り組むということだね。
競技の全ステージを攻めの姿勢でいくのと同じだね。
これはどのランクにだって同じ。

 大事なのは1つ1つ自分のベストで撃つことと、A-zone(注3)を取っていくこと。
ラッキーショットばかりでなく、一貫した姿勢が大事なんだ。
USPSAは人数比率でランク分けされるからさ。

Q.どの競技、どの部門が好きですか?
A.
 USPSA Production(注4)だね。
競技的にシンプルなんだ。弾数やホルスターとか条件統一だからね。
内部、外部カスタムも高くつかないのもいいよ。
USPSAは公平な競技であろうとしている優れた競技だね。
 
 シーズン毎にアメリカでは色々な部門が育ちつつあって、拳銃という懐の広さを見ることが出来るよ。
なんでかっていうと、トップシューターは皆"競技"が大好きなのさ。

Q.何故Glockをメインに使うのですか?
A.
 Glockが信頼できる製品だから。
初めて選んだのがGlock23(40口径、コンパクト)で、当時の好成績はこれだったんだ。
それで、Glockシリーズを試してみて、自分に合うモデルを見つけることができたよ。

Q.いつからGlockの顔になったのですか?
A.
 Glockから支援を受け始めたのが2000年始めで、2003年の春にGlockから職としてのオファーを貰ったんだ。
コネチカットからジョージアに移り、GlockSportShootingFoundationの一員として努力してきたよ。
また、ピストルチームの1つの仕事として、チームGlockは2,3年前からマーケティング部門になった。
それで、ショーに行ったり、プロモーションをしたり、マッチを主催したり色々な支援もしてるんだ。
ある日は事務仕事、ある日はシューター。今の仕事は大好きだね。

Q.競技者向けのGlockはなんですか?
A.
 競技にもよるけど、基本的にはGlock17をお勧めするよ。
Glock17は全ての競技に対して実用的だし、何より9mmは安くて撃ちやすい。
色々使ってみたけど、今でも使ってるのが17、19で必要あらば21SF(45ACP)で、
より競技向けに好きなのはGlock34と35。
Teamglock.comで選択のアドバイス出来るから試してみて。

Q.USPSAで他の部門に出る際は非Glockユーザーになるの?
A.
 シングルスタックだとSpringfieldかCaspianの45口径、JOJOカスタム(注5)の1911を使ってる。
練習ではSpringfieldの1911(9mm)はメインにしてて、こいつはジョージア州のHarrisonDesignカスタム(注6)だよ。
Open部門ではショートのSVI(9x19)かフルサイズSVとSTI(38口径)SuperCompだね。

Q.右利きだけど利き目は左と聞きましたが本当ですか?
A.
 そうだよ。でも問題はないね。
慣れてる目で撃つことが重要だよ。

Q.Glockにはどんなカスタムを施してますか?
A.
 Production部門ではサイトとスプリングを変えるのと、場合によってはトリガー部分を軽く研磨してる。
Glock34と100ドルの部品を買って15分も作業すれば僕と同じモデルが手に入るよ。
別に銃本体や部品を選別したことは本当にないね。
 
 Glockの品質管理に欠点はなくて、地域のディーラーに行けば同じ物が手に入るんだ。
Carryピストルだったら、サイトをSevignyCarryTritiumのWarriorFinish(注7)にするね。
フロントサイトは緑、リアサイトは黄色にして耐摩耗防蝕コーティングをする。

競技向けに以下のレシピで組むことはある。

○Glock 34- USPSA Production, IDPA SSP and Steel Challenge Limited
-Sevigny Competition plain black sights by Warren Tactical Series.
  注:インドアの時は Sevigny Carry Tritium sights.
-Standard factory Glock slide stop lever (replaces extended version)
-Wolff Gunsprings- Conventional 14 lb. recoil spring, reduced firing pin spring, trigger spring (optional change), firing pin safety spring (optional change), steel guide rod (USPSA only) or stock Glock rod with the cap removed (IDPA/SSP division)
-Polishing to trigger parts (必要であれば)
-Trigger pull weight 4-4.5 lbs.

○Glock 35- USPSA Limited and USPSA Limited-10
○Glock 21SF- USPSA Limited-10, IDPA CDP and Tactical Shooting Association Full Size
-Sevigny Competition plain black sights by Warren Tactical Series.
-Frame stippling
-Sevigny Speedway mag well modification by South Paw Custom
-Standard Glock slide stop lever (replaces extended version on G35)
  注:サポートハンドへの食い込みを減らしたいのなら、延長部分を半分にカットする (G35 only)
-Wolff Gunsprings- Conventional 15 lb. recoil spring, reduced firing pin spring, trigger spring (optional change), firing pin safety spring (optional change), steel guide rod (G21SF). Note: G35 has a “T.H.E.” tungsten guide rod.
-Polishing to trigger parts (必要であれば)
-Trigger pull weight 4-4.5 lbs.

○Glock 17 customized by S&J Customs- Steel Open divisions
-9×19 KKM barrel with S&J aluminum compensator
-C-More Railway, 8-minute dot
-S&J aluminum C-More mount
-S&J aluminum magwell (used for balance and support hand contact)
-S&J stainless guide rod
-Wolff conventional recoil spring (modified Gov’t model spring) estimate 11-13 lbs.
-Wolff reduced firing pin spring
-Polishing to trigger parts
-Trigger pull weight 4 lbs.

Q.多くの優勝ベルトが貴方の手元にありますが、思い出深いのはありますか?
A.
 一つを選ぶのは難しいね。毎シーズンに2,3回ほどすっごく調子のいい時があるんだ。
でも初めて参加したIDPAの S&W Winter National championshipが一番で、僅差で 2001 IDPA Nationals。
WinterNationalでは”ホーム”で素晴らしいフィーリングで勝利することが出来たし、皆の支えがそうさせたんだ。
その後も優勝タイムから4分の3秒内に留まり、厳しいシーズンを戦い抜けた。
友人達との思い出、競技者としての思い出だね。


注1:5toGo,Showdown,Smoke&Hope,OuterLimits,Accelerator,ThePendulum,SpeedOption,Roundabout
注2:StockServicePisotlの略で、ダブルアクションもしくはセーフアクションで9mmなどの規定
注3:ターゲットの中心
注4:いわゆる市販品部門。2000丁以上市販され、改造については厳しい規定がある。
注5:コネチカットの工房。幽波紋ではない。http://jojosgunworks.com/
   エングレーブに目が行きがちですが、素モデルでも3,500ドルと素晴らしいお値段。kimberより高い
   尚、エングレーブは1,500ドルとこちらも素晴らしいお値段と技。
注6:http://www.harrisoncustom.com/ 大体800ドル程度ですが、スミスは素晴らしいお方だそうです。
注7:なければ自分で作ればいいじゃないのというアメリカ精神 http://sevignyperformance.  

Posted by newshub at 22:27Comments(0)インタビュー